充填圧力の低減

  • 射出成形は溶融した樹脂を高圧で金型内に流し込んで行う成形です。
  • 通常の射出成形では金型温度が低いため、金型内壁に接する部分から冷却固化が始まり、流路が徐々に狭くなります。そのため、ゲート付近に加えた圧力が流動末端まで伝わりにくく、金型キャビティ内の圧力分布が大きくなります。充填圧力の差は収縮率の差につながり、ソリや変形の原因になります。
  • 高速ヒートサイクル成形では金型温度が高い状態で充填が進むため、圧力が末端まで伝わりやすく、金型キャビティ内の圧力分布を小さく抑えられます。そのため、ソリや変形を抑制することが可能になります。