2010/02/15
FTと提携 拡販技術開発推進
2010年2月15日(月) 化学工業日報
フィッシャーテック社と提携 拡販・共同技術開発を推進
小野産業は、シンガポールの上場企業で技術供与先のフィッシャーテック社(FT社)と資本・業務提携する。FT社が実施する第三者割当増資を引き受け、販路拡大や共同技術開発などで提携し、海外及び新規分野での事業拡大を推進する。
FT社は、1994年設立、2001年に上場したプラスチック成形メーカーで、シンガポールに本社を置き、マレーシア、タイ、中国に製造拠点を持つ。2009年の売上は約86億円でその半分が日本顧客向け、残りが欧米顧客向けとなっている。
提携により小野産業はFT社に取締役1名と複数名の出向者を派遣する。さらに、独自技術である高速ヒートサイクル成形(RHCM)技術の成形設備をFT社の全製造拠点に導入する予定。
小野産業は、成長戦略として、アジアでの供給体制の確立と自動車・医療機器といった新規分野での事業拡大を掲げている。アジアではこれまでコア技術であるRHCMのライセンス活動を中心に展開してきたが、今後は技術供与先との合弁や資本提携を含めた積極的な資源投入を図っていく考えだ。
FT社は、自動車や医療機器分野に強く、また、小野産業が手掛けていなかった2色成形、フィルムインサート成形、レーザー加工などを得意としていることから、共同技術開発についても大きな効果が期待される。
※ 本件の内容の詳細につきましては2月10日当社発表資料「Fischer Tech Ltd. との資本・業務提携に関するお知らせ」をご参照ください。